
専用の実習室で仕込みから発酵、成形、焼成まで全行程を1人で行い、パン特有の技術を習得。
一度に大量のパンを焼く技術と工程を学ぶ。
さまざまな製法を学び、多くの生地に触れ、パン作りに要する五感、科学の知識、職人の心を養う。
(仙台大学附属明成高等学校 出身/株式会社神戸屋 就職)
高校まで体操競技に専念し競技中心の生活を送っていましたが、ケガをしてしまい、進路を考え直すことになりました。今までとは違うことにチャレンジしようと、『真夜中のパン屋さん』という小説の 影響を受け、自分もパンで人を笑顔にしたいと思いました。パンもお菓子も粉の状態から作り始め、それが形になっていく過程がおもしろいです。材料はだいたい同じなのに、種類や分量で味が全く変わるのも興味深く、パンを黙々とこねるのも楽しいです。食べる機会が増え、競技生活とは違う新しい生活を楽しんだ2年間でした。
(静岡県立浜松東高等学校 出身/ガレージベーカリー&コーヒー 就職)
私の目標は「誰かを笑顔にできる人」になること。大好きなケーキづくりでそれを叶えたいと思い製菓製パンの道に進みました。洋菓子・パン・和菓子を一通り習い、自分の性格にはパンが向いていると思いました。パンはフワフワとあたたかく、発酵すると膨らんで、生き物のようで愛着がわきます。実習は、レシピを見ながら作るのではなく、先生がデモンストレーションをして、それを見ながらメモを取ります。その後自分達も実際に作っていくスタイルです。最初はメモに必死でしたが、徐々に流れがわかるようになり、メモのコツも掴めます。自分で書いた実習ノートは今後就職してからも役立つ宝物です。自分もお客さまも楽しめる、あたたかいパン屋さんになりたいと思います。
(浜松修学舎高等学校 出身/ピーターパン就職)
子どもの頃の夢だった料理人を一度は諦めましたが、オープンキャンパスでのパン作りが楽しく、パン職人を目指すきっかけになりました。経験がなく一からの勉強でしたが、本格的な設備、国家試験対策、実習での心得など、万全な環境で学ぶことができ、充実した2年間でした。思い出に残っているのはパティスリー研修で、オーブンを担当した時にパンを焦がしてしまったことです。先生から常々言われていた“集中するための準備が大切”の言葉が教訓となりました。就職先でもしっかり生かしたいと思います。
