ミズモト学園 東海調理製菓専門学校

調理技術科 日本料理専攻

調理技術科

日本料理専攻

  • 2年制

感性を磨いて、季節を料理で表現。
専任教師だからできる濃密な作業。

四季を映す繊細な日本料理は、私たちが代々培ってきた文化です。
それが今では世界から注目と尊敬を集める料理となりました。
包丁のとぎ方、野菜の切り方、魚のおろし方など和食のいろはから学び、一人前の板前となるための極意を習得します。

コースのポイント

POINT 01

日本料理の決め手となる出汁や調味料の割合を学び、応用力を身につける。

POINT 02

旬の食材を使用し、包丁さばきや味付けをしっかりと学ぶ。

POINT 03

現場の調理器具を使用し、専門的な技術を学ぶ。

POINT 04

器や茶事などの知識を学び、盛り付けの感性を磨く。

実習の具体例

基礎技術
実習の身だしなみ/衛生管理/調理器具の種類と名称/包丁の種類と研ぎ方/切り方の基礎/だしの種類と知識/食材の下処理/卵調理の基本/野菜の基本知識と料理/魚の基本知識と下処理/肉の基礎知識と下処理/デザート
専門技術
椀物(だしと汁ものの構成・仕立て方)/焼き物(材料と下処理・火加減)/お造り(魚の卸し方・刺身の引き方)/揚げ物(材料・油・衣・揚げ方のポイント)/煮物(材料と調味料・味加減と火加減・炊き合わせのポイント)/蒸し物(材料・素材・器具)/盛り付け方・器の知織/茶道・食卓作法
実習例
玉子豆腐のお吸い物/潮汁/蛤のお吸い物/するめ烏賊の鳴門造り/鯵の姿造り/鮎の塩焼き/鰻巻き玉子/鰆の西京焼き/信州揚げ/小カレイ姿揚げ/鯖の味噌煮/南瓜の炊き合わせ/鰤大根/鰤のみぞれ鍋/牛肉の柳川鍋/鰯の摘み入れ汁/鯵の南蛮漬け/紅白なます/鯵の砧巻き/炊き込み御飯/手綱寿司/稲荷寿司/京白味噌椀/鱧の葛たたき椀/鰹の土佐造り/鱧の落とし/小鯛の姿造り/筍の土佐煮/飛龍頭の生姜あんかけ/南瓜の唐揚げそぼろあんかけ/天ぷら三種盛り/蓮根海老はさみ揚げ/鯛の磯部揚げ/鰆の柚庵焼き/鰻の源平焼き/糸うりの土佐酢/ホタル烏賊の辛子酢味噌/鯛茶漬け/梅人参/花蓮根/海老真丈の煮物椀/揚げ豆腐のみぞれ椀/鮃の薄造り/お造り三種盛り/鳴門穴子と湯葉の焚き合わせ/鯛の姿焼き/鮭木の子はさみ焼き/白魚のかき揚げ/鯛の梅しそ揚げ/合鴨ロース蒸し煮/金目鯛の信州蒸し/鯛のかぶら蒸し/あん肝ポン酢/鮭の砧巻き/秋刀魚の棒寿司/蟹ごはん/すっぽん鍋/松花堂弁当/懐石料理 他

資格と卒業後の進路

取得可能な資格
調理師免許(国家試験免除)/製菓衛生師(希望者・要国家試験)/食品衛生責任者/専門調理師・調理技能士(受験資格)/食育インストラクター/ 専門士 他
卒業後の進路
職 種:調理師/フードコーディネーター など
職 場:料亭/割烹/寿司店/ホテル/旅館 など

在校生の声

太田 愛花さん

勉学、学園祭、球技大会など
学生生活を満喫しました。

太田 愛花さん

(浜松学院高等学校 出身/グランドニッコー淡路就職)

日本料理を選択したのは、子どもの頃から馴染みのある料理で、食べて「好き」というのが大きかったと思います。クラスの雰囲気は担任の先生含めとにかく元気。普段、実習と学科で切磋琢磨しているなか、球技大会では団結力を発揮して優勝したことがいい思い出です。先生方もとてもフレンドリーで多くの相談にのっていただきました。

吉見 奏輝さん

先生方のクオリティの高さプロ意識に刺激を受けました。

吉見 奏輝さん

(静岡県立湖西高等学校 出身/(株)菊乃井就職)

家が海に近いため、祖父とよく魚釣りをして魚料理を食べており、自然と料理人を目指すようになりました。学校では魚と多く触れられる日本料理を専攻。自分では細かい作業に自信がありましたが、先生のデモンストレーションに圧倒。見よう見まねで実践すると、改めて高度な技術であること、そして目の当たりにできることが東海調理のすごさだと実感しました。先生方のテクニックと話のおもしろさにも惹きつけられ、実習時間はあっという間で楽しい思い出しかありません。また、作業一つひとつに意味があることを教わり、接客も学べたことで視野が広がりました。希望の就職先でさらに自分を成長させたいと思っています。

宮本 真弥さん

奥が深い 日本料理で たくさんの人を 喜ばせたい。

宮本 真弥さん

(静岡県立浜松商業高等学校 出身/株式会社星野リゾート就職)

高校3年生の時に友だちとサバイバルを楽しもうと、キャンプ場で自炊をしたんです。魚が釣れなかったので、ルーだけのカレーをアレンジして、その時の作る喜びが忘れられず学校に入学しました。学校では基礎から学びましたが、特に大石先生から言われ続けた「キレイな仕事をしろ」という言葉は常に心に留め、実践しています。日本料理を選んだのは、日本人が食べ慣れている食材や料理で喜んでもらいたいから。就職先で修業をしたら、若いうちにいろいろな地域を回ってさまざまな文化や料理に触れ、勉強したいと思っています。そしていずれ地元に戻って知識と経験を活かしたおいしい料理を提供するのが夢です。

山脇 惇さん

日本料理の基礎を学び、卒業後は京都の名店で修行。

山脇 惇さん

(静岡県立島田商業高等学校 出身/木乃婦(京都)就職)

将来的に親が営む和食料理の店を継ぎたいと考え、日本料理を基礎からしっかり学べる調理技術科を選びました。長く現場で仕事をしてきた先生が多いので、自分が働く現場を想像しながら、様々な質問をしてアドバイスをもらいました。
卒業後は、父も修行した京都の一流料亭に就職します。数年間じっくりと経験を積み、いつか親の店を継いでもっと大きくすることが目標です。

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